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- IBM NetVista M41 Slimのレビュー
IBM NetVista M41 Slim 2002/2発売
(i810e2/Celeron 1.1Ghz/RAM PC-100 128MB/HDD 20GB/Flex-ATX)
※比較対象に、(なぜか)PSPを置いてます。奥行26cmはホント
これで、欲しかったIBM機をゲット。。同じスペック中古PCを連日で2台購入するオマヌーな俺。
案の定、IBM/NetVistaのこの機種は根っこから設計されてて、しかも企業向けのPC。IBMならではの、職人的な仕上がりに期待しているんですよね。
ケース開けるとこんな感じ
なにやら独特な感じです。まずは、CPUファンが無いことに驚きです。あと、PCIバスの方向。どないして差すんや!ってな具合です。
CPU周辺
これは、NetVista M41 Slimならではの設計で、8センチのどでかいファンが配置されて、ケース内の熱を上方に廃棄している。しかも、温度による自動ファンコントロールもしてくれる。
・・で、何が驚くって、このファン、普段は止まってるんですよ。温度によって、何段階かで切り替えがあるらしい、電源投入時はフル回転っぽくて、それなりに騒音が大きい。若干負荷がかかりっぽい時は、軽~く回っている感じ。
電源ファンがあるんで、ノーファンという訳ではないが、かなり静かです。回っていたとしても、聞こえません。
写真を、よーく見ると分かりますが、プラスティック板で、排気の通路を制御してる。
当然のことながらCPUヒートシンクは、それなりに熱くなる。手でギリギリ触れるので、45度近辺じゃないかと思う(憶測)
PCIバス周り。
3本バスに直角に差す形になっている。使えるのは、2本。
電源部(全面から)
こちらの方に電源のファンが付いてます。(電源のための)吸気という形になっているので、機能するのか、ちょっと不安です。なにか、理由あっての事かと思いますが。
全面。IBMっぽいっすねぇ。この無骨さがいいんです。もう、拝めないなんて哀しい。
(→レノボ製は、死んでも買わん)
穴は沢山開けられている。上部の8*8口は、排気専用。
フル回転時の風量はそれなりにあります。
分解方法
Endevorのように分解は簡単では無い。全面のネジを幾つかはずしていく。
CDROMドライブ→HDD→メモリとアクセスできるようになっている。手軽にいじるという訳にもいかないが、そういう機種ではないので、当然。だからこそ、奥行き26センチのサイズを実現している訳だ。
カタログでは、アイドル30Wの表記があって、(確かめてみるが。。)ほんとにそうなら、C3
800Mhzと変わっていただくよ。スペックが倍になるんだし、多少電気喰ってもこれなら納得できる。
#中国国営のレノボじゃなくて、IBMだぞ。間違っちゃいけない!
CPU等廃棄ファンについて追記
BIOSにて、静音をOFFにすると、常にフル回転となります。(それほどうるさくはないですね)
それなりに負荷をかけ続けても、大丈夫です。チップセットやHDD共に冷えてます。
廃棄される風量は、かなりのものですけど。
試しに、RHEP互換のCentOSを入れてみた。なんなくインストールできました。
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