CASIO EXILIM EX-Z40 と Canon IXY DIGITAL320
両方とも売れまくった商品だった。
大きさ的にも、カメラのスペック的にもほとんど変わりがない。
ただ、EXILIMのハード的なギミックや個性的な機能が多く、気軽に使えるとして有名。
※携帯(CASIO A5406CA)で撮影しているんで、汚い写真でスマン
長時間バッテリーや、瞬間起動と瞬間撮影(PF)など
2/3程度の薄さ。手にしっくりくるのは、どちらかというとIXYの方だが、Z40はその軽さから、それほど苦痛でもない(IXYが重すぎるか)。誤って、持ち替えの時とかにボタンを押してしまう時が多々あった。
さらに薄い、EXILIMシリーズがあるのだが、あれは厳しいかもしれない。
液晶の大きさもEXILIMの特徴(最近のデジカメはなんでもそうか)
親指が液晶に被さるんで、でかすぎじゃねぇんか?って思うときもあったが、大きい方がいいわな。
ただ、画素がとても荒い。プレビューにも耐えられない気がする。慣れればいいんかなぁ。
上部。使いやすさは、IXYの方が全然いい。ズーム系も同じ。
半押しの分かり易さは、Z40が工夫しているっぽくて、とても好印象。
この写真でよく分かるのは、レンズの張り出し。EXILIMの方が倍以上伸びてる。それでいて、起動時間も、EXILIMの方が早い。
クレードル。もう、これのためにEXILIMを選んだようなもんです。
ここに置くだけで、PCに自動取り込みしてくれるんですよ(携帯のA5406CAもそのためだったり)
気楽に撮れるのは、多くあるが、PCに取り込むのが気楽で無かったら意味ない訳だ。
撮影に関して
違いは無いかな・・なんて思ってましたが、結果、そんな事なかったです。
(まだ、使い切ってないので、気になったところから)
撮影モードの移行は、メニューから追っていくIXYに比べ、カーソルに登録する事で、簡単に移行でき、それもスムーズでした。操作のし易さは画面が大きさも生きてる。
ボタンは、EXILIMの方が少ないのに、不思議なもんです。
EXILIMは、露光が出来ないっぽい。滅多に使うもんじゃないので別にいいか。
暗さには、EXILIMの方が、俄然強いよう。
リアルタイムなヒストグラム表示もあるので、正確に露出設定が出来る。
EXILIMは、その謳い文句にもあるよう、ほんとに速いです。サクッと撮り溜めるというのが分かる。
小さいデジカメなので、自然に無理な姿勢での撮影を試みてしまう。そのため、手ぶれが発生してしまう。しょうがないんだが。手ぶれは、パナソニックの一人勝ちですね。
PC側ソフトの作り
・・・と、ハード面ではかなりお気に入りなんだが、ただ一つ非常に悲しいところがあった。
悲しいというよりムカつきに近い。
まさに、ソフトの作りだ。Canonのデジカメに付属する、ZoomBrowser EXを含むソフト群がめちゃめちゃ使いやすかった。まさに、PCでの画像管理をホントに容易にしてくれた。
それが、このEXILIMに付いてくるのは、Photo Loader、どこぞのオンラインソフトじゃねぇかのような、つまらんGUIに、なぜか、HTML画面でのプレビュー表示。。。正直言って、ムカつきました。
表示自体は、ActiveXで作られているらしく、画面切り替えの度に、「セキュリティ云々」で、いちいち解除をしなければならない。カシオは一体どういうつもりで、こんなクソなソフトを作ったんだ?????
Canonについてくるソフトは、別途、金を払ってもいいっていう位の作りだった訳で、ほんとに酷すぎる。これは、どこのレビューサイトにも書かれていなかったので、買うまで分からないトラップのようなもんだ。
しょうがないので、自動画像取り込みだけは捨てられないので、削除する訳にいかない。
CanonのZoomBrowserには、しばらく付き合ってもらおう。
Canon ZoomBrowser
(まだ、1週間程度の利用なので)、もう少し使ってみてから追記するつもりです。
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2005/9 |