てんぷら

 

掲示板機能のヘルプ

 はじめに・・

 さまざまなところで利用される掲示板(BBS)。『てんぷら』にも内蔵しました。
 他のところではあまり無いような機能や、『てんぷら』特有の機能やセキュリティとともに一風変わったものに仕上がっちゃいました。
 まだ、入れ込みたい機能が多くあるので、バージョン毎に多くの機能が追加されているもののひとつです。
 デザインが自由なので、どこにも無い掲示板を設置できます。


 『てんぷら』掲示板の特徴

  • いくらでも複数の設置が可能です
  • とにかく!デザインはあなたの自由自在です
  • 嫌がらせな連続投稿を、拒否する事が可能です
  • 会員機能との連携が可能です
  • ファイルアップロード機能有ります
  • バックアップ機能有ります
  • アイコン選択機能有ります

 掲示板を設置する手順

 掲示板も例外なく、『てんぷら』のポリシーを、純粋に守ることになります。
 一般的な掲示板を設置する手順を紹介します。
 しかし、ほとんどの場合デフォルトで指定されているので、それを修正することで簡単に設置できます。
 『てんぷら』の動作を理解できるよう、ここから頑張ってみてください。

  1. まず、設置したいHTMLページを用意します。
    そのHTMLファイルをテンプレートファイルとして登録します。
    デフォルトのtempura.html又は、trurlなどでのテンプレート対象とします。
  2. そのHTMLファイルに、「掲示板用の入力フォーム」を用意します
    必要なフォーム値、設置方法は、こちらをご覧ください。
  3. 記事を表示したいところに、掲示板タグを記述してください。
    「<!--insbbs:XX-->」XXのところに表示したい掲示板番号を入れてください。
    通常は、2で用意したフォーム内のswと合わせます。
  4. ここでテストしてみましょう。ちゃんと表示されるか確認してください。
  5. 次に、掲示板の機能を設定します。
  6. sptinit.pl内の$Cbbssetupに、掲示板の設定ファイルを記述します。
    幾つでも設定できます。空白で区切って入力します。
    デフォルトファイルを参考にしてください。
  7. 掲示板設定ファイルの必要な項目を設定します。
    各項目の説明はこちらをご覧ください。
  8. 掲示板表示向けのHTMLテンプレートファイルを用意します。
    リスト部と合わせて2ファイル必要です。
    このファイルを、「tmphead」「tmplist」で指定します。
    このテンプレートパーツ内で利用可能なタグはこちらです。
  9. ここまでで見た目が決定されます。
    ここでデザインの再チェックを行いましょう。
  10. 掲示板設定ファイルの「logfile」に、ログの書込み先を指定します。
  11. バックアップの設定を行います。
    掲示板設定ファイルの「bakunit」「bakfl」に設定します。
  12. これで最低限の設定が終了しました。
    これだけでなく『てんぷら』の各機能との連携でいろいろと応用することができます。
    頑張ってくださいね。

 掲示板に関連するファイル
ファイル名 概要 具体的な説明
sptinit.pl 『てんぷら』の全体的な設定ファイル 掲示板に関する設定個所。
$Cbbssetupに掲示板の数だけ設定ファイルを記述する
setupbbs.txt 掲示板設定ファイル1番 掲示板毎の設定を行う。
setupbbs.txtより参照される
bbshead.txt 掲示板テンプレートパーツ1番 全体的な部分のテンプレート
setupbbs.txtより参照される
bbslist.txt 掲示板テンプレートパーツ1番 記事メッセージ毎のテンプレート
setupbbs.txtより参照される
bbshead.txt内の指定個所に挿入される
setupbbs-smp.txt 掲示板設定ファイル2番 掲示板毎の設定を行う。
setupbbs-smp.txtより参照される
bbshead-smp.txt 掲示板テンプレートパーツ2番 全体的な部分のテンプレート
setupbbs-smp.txtより参照される
bbslist-smp.txt 掲示板テンプレートパーツ2番 記事メッセージ毎のテンプレート
setupbbs-smp.txtより参照される
bbshead-smp.txt内の指定個所に挿入される
frmchkbbs.txt 掲示板のフォーム値調査ファイル 『てんぷら』フォーム値調査機能との連携
setupbbs.txtより参照される
会員ファイル 会員用の管理ファイル 『てんぷら』会員管理機能との連携
認証が必要な場合に参照される

●『てんぷら』のデフォルトの状態でのファイル名です
●赤の部分は、サンプルとして専用ページを用意しています


 掲示板各フォーム一覧

書込み用フォームの説明

フォーム値 フォーム種類 内容 参考例
ac HIDDEN 『てんぷら』に掲示板モードであることを知らせます bbs
sw HIDDEN 掲示板の番号を指定します。0から 1
name TEXTなど 名前  
mail TEXTなど メールアドレス  
mailpre TEXTなど メールアドレス再入力  
url TEXTなど ホームページなどURL入力  
cat1 SELECTなど 自由項目  
cat2 SELECTなど 自由項目  
cat3 SELECTなど 自由項目  
title TEXTなど タイトル  
msg TEXTAREAなど メッセージ  
pw PASSWORD 削除用パスワード  
icon SELECTなど アイコンの番号(設定ファイルで指定)  
file FILE ファイルアップロード  
メソッド   安全性や機能性を考慮しPOSTを推奨します。 POST
参照先   案の定、spt.cgiを指定します。
ファイルアップロードを利用する場合は、flupを付加し、<FORM>内にenctype="multipart/form-data"を必ず指定してください。
./spt.cgi?flup

削除用フォームの説明

フォーム値 フォーム種類 内容 参考例
ac HIDDEN 『てんぷら』に掲示板モードであることを知らせます bbsdel
sw HIDDEN 掲示板の番号を指定します。0から 1
no TEXTなど 記事の番号を指定します。 12
pw PASSWORD 削除用パスワード ****
メソッド   安全性や機能性を考慮しPOSTを推奨します。 POST
参照先   案の定、spt.cgiを指定します。
./spt.cgi

 

 設定ファイルの項目説明
項目名 項目説明 設定例
viewnum 記事の表示件数 viewnum=5
denytime 連続投稿を拒否する時間(秒) denytime=10
malice 1の場合、会員認証が必要 malice=1
formchk フォームチェック定義ファイル formchk=frmchkbbs.txt
dellen 投稿者による削除禁止 dellen=1
logfile 書込みログファイル logfile=./tempura/log/bbs.log
tmphead テンプレートパーツファイル tmphead=./tempura/bbshead.txt
tmplist テンプレートリストパーツファイル tmplist=./tempura/bbslist.txt
tmpsmhead テンプレートパーツファイル(縮小表示) tmpsmhead=./tempura/bbssmhead.txt
tmpsmlist テンプレートリストパーツファイル(縮小表示) tmpsmlist=./tempura/bbssmlist.txt
iconfl アイコンファイル先。「,」で区切ります。 iconfl=./media/image_r1_c1.gif
newrange NEW!表示範囲(日) newrange=1
newtag NEW!表示挿入タグ newtag="<small><b>NEW !!</b></small>"
bakunit バックアップ単位。この件数を超えるとバックアップを行います。 bakunit=10
bakfl バックアップファイル
ファイル名は、先頭名+(日付)のようになります。
bakfl=./tempura/log/bbslog
savegotourl 保存処理後飛び先
トップに飛ぶ場合は、gototop.htmlを指定できます。
savegotourl=gototop.html
delgotourl 削除処理後飛び先
トップに飛ぶ場合は、gototop.htmlを指定できます。
delgotourl=gototop.html

 

 テンプレートパーツファイルの挿入タグ説明
項目名 項目説明 表示例
bbshead.txt
%{list} メッセージリスト部 (リスト表示部)
bbslist.txt
%{0} キー番号 1
%{1} 内部管理用数値 102215488
%{2} 日付(数列) 20020101210010
%{3} 日付 2002年1月1日
%{4} IPアドレス 127.0.0.1
%{5} ホスト名 localhost.hogehoge.jp
%{6} ブラウザ DreamPassport
%{7} 題名 メル友募集!
%{8} 内容 子犬1匹メス譲ります
%{9} 汎用項目1  
%{10} 汎用項目2  
%{11} 汎用項目3  
%{12} 名前 アボーン太郎
%{13} メールアドレス milkcoffe@hoge.jp(Aタグ付)
%{14} メール公開許可 1
%{15} ホームページURL http://www.hoge.jp/(Aタグ付)
%{16} パスワード(絶対に使用しない事) 123456
%{17} アイコン (画像)
%{18} アップロードファイル先 (画像)
%{19} (未定義)  
%{new} NEW表示 NEW !!
%{cnt} 表示カウント(1から) 3
%{mail} メールアドレス生出力 hoge@hoge.jp
%{url} URL生出力 http://www.hoge.jp/
%{iconno} アイコン番号生出力 2

●一行にひとつだけの挿入タグを許します。忘れてしまいがちなので注意してください

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